私は今年の夏あたりから、ベジタリアンというものになってしまったのですが、その影響はスウェーデン人からのものでした。
実際、私の場合、体調を崩してしまい、再び普通の食生活に戻ってしまったのですが・・・。

スウェーデン人の女の子が

「お魚はOK. ハンティングした動物は食べる。でも家畜は食べない。なぜならひどい扱われ方をしているから」

と聞いたことでした。

調べてみて、動物がどのようになって私の口に運ばれてくるかを考えると、
申し訳なくて、お肉を食べることができませんでした。

 

チャーリーは、若く、働き盛りで、私に合わせてお肉を使わない食生活をするのは
とてもつらいということで二人暮しが、一食2種類の大変面倒くさい生活になってしまいました。

なんとしても、私にベジタリアンをやめてほしかったチャーリーは、いろいろ調べてくれて、わかったことがたくさんありました。

たとえば卵を買いたいとき

私がよくお買い物をする、Konsomでは、小さな檻に入った鶏からの卵は販売していません。
一覧表があり、どの卵が、室内飼い、屋外、自由に行き来できる鶏(Frigående höns)からとれたかなどと記載されています。

 

牛乳も、エコロジーミルクというものがあり、普通のものと1Krぐらい高くなるのですが、牛さんにやさしいミルクもあります。

お肉も、スウェーデン産のお肉は、ほかの国からのお肉(デンマーク産など)と比べると、明らかに高いんです。
それは、動物にできるだけよい環境を与えなくては、という、スウェーデン人の最低限の動物への感謝の気持ちのかもしれません。

また、ペットボトル、缶、瓶のリサイクルが徹底していて、
スウェーデン国内で買える、瓶、缶、ペットボトルには、デポジットとして、0.5Krから2Krほどの前払いをしなくてはいけません。
その空き缶などをもって、スーパーなどに行けば、デポジットが戻ってきて、現金もしくはそのスーパーでの割引になります。

スウェーデンにきて、町に空き缶のごみがすくないなーーと感動したのはこのためでした。

注: 時々、アル中の人などが、集めて回って、現金と交換しさらにお酒を買うという、
まさにサークルオブライフのようなものを感じることがあります。