スウェーデンの古い習慣に、 MIDDAGという、
日曜日の午後の早いディナーがあります。

昔、日曜日 、人々は教会に通っていたので、その頃からの習慣だと思います。

時々、来週の日曜日MIDDAGに来ない?と聞かれることがあるかもしれません。
そうしたら、午後には出発できるような準備をしておいたほうがいいかもしれません。

 

チャーリーのお母さんとそのお姉さん(チャーリーの伯母)は近くに住んでいて、
今でもしょっちゅう仲良くパーティーをします。

夏休み中、チャーリーの伯母さんのところでMIDDAGに誘われました。

MIDDAGでご馳走していただいたのは、なんだかよくわからない野菜のシチュー。
ご馳走していただいたくせにこういうのも申し訳ないのですが、本当にまずかったんです。

実は、伯母さん以外の全員がこのシチューにはうんざりで、
心から嫌っていたようです。
しかも、チャーリーやいとこが小さかった頃は、毎週日曜日はこのシチューが出たそうです。

その日、チャーリーの従兄弟が、間違って、そのシチューがまずいことを言ってしまいました。

伯母さん、あまりに驚いて

「え!?みんな??嫌いだったの?」
全員、下を向き返事をしない。

従兄弟があわてて、「いやー、嫌いってわけじゃないけど・・あんまりおいしくないなぁ・・って」 とシドロモドロ。私もそのときはなんと言っていいのかわかりませんでした。
(内心、あんなにおいしくないシチューは生まれて初めて・・。)

それ以来、伯母さんは、シチューを作るのをやめたそうです。

ちょっと面白くて、かわいそうな出来事。

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