■ スウェーデンのテレビは公開中「スベンおじさん」■

日本もなじみのある、あの「フィンダス」

ご存知の方も多いはずだと思います。
フィンダスもスウェーデン生まれです。

恥ずかしながら、フィンダスは知っているものの、お話はまったく無知で、
このページを作るために、2冊読みました。

とにかくかわいく、あっという間にひきこまれてしまいます。
因みに作品は
1984年発行の「Pankakstårtan」(日本語訳された本の題名は「フィンダスの誕生日」)
1994年発行の「Tomtemaskinen」(日本語訳の題名不明。直訳は、サンタクロースマシーン)

スウェーデン語では
Katten Findus 」(カッテンフンダス)=猫のフィンダスと呼ばれています。

 


田舎の赤いおうちに鶏と一緒に住んでいる
とても孤独なペテルソンさんは、
子猫のフィンダスと出会います。
フィンダスは大きくなるにつれて
言葉を覚えるようになり、
孤独だったおじさんの生活が
一気に明るくなります。

Sven Nordqvist作
Tomtemaskinenより

 

二人はいつも一緒です。


かわいいフィンダスのお話ですが、日本では絶版。
キャラクターグッズだけしか見なくなりましたね・・。でも図書館などでは見つかるかもしれません。
興味のある方は探してみてください。

スウェーデン語のサイトですが、
http://www.pettson.gammafon.se/
に行くと、たくさん絵が見れますよ!!

 

 

 

■著者、 スベン・ノルドキビストについて■

スベン・ノルドキビスト(Sven Nordqvist)は1946年、スウェーデンのヘルシンキボリ(スウェーデン東部)
で生まれました。彼も本の中のペテルソンさんのように田舎で鶏と暮らしているそうですが、奥さんも子供もいます。

芸術学校に入学を断られたため、建築を勉強し、時々趣味で木工のおもちゃを子供たちにつくったりもしたそうです。
自分自身、第一に「アーティスト」だと思っているが、2003年にAstrid Lindgrenpriset(*アストリッド・リンドグレーン賞)を受賞してからは、
作家としての自覚もしていると話していました。

彼の「フィンダス」シリーズ(原語では PETTSON och katten FINDUS )は40ヶ国語に翻訳され愛されています。

特に北欧の国々、ドイツ、オランダなどには絶大な支持があるそうです。


*アストリッド・リンドグレーンは、「ながくつしたのピッピ」の作者

 

■主な出版作品■

備考 日本語タイトル(もしくは直訳) スウェーデン語タイトル
タイトル:フィンダスの誕生日
Pannkakstårtan
タイトル:フィンダスのクリスマス Pettson Får Julbesök
訳:サンタクロースマシーン Tomtemaskinen
  などなどです。  

 

 

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