■本当はスウェーデン語で書かれたムーミン■
フィンランドで有名なものといえば、「ムーミン」ですが、
ムーミンが、「フィンランド語」ではなく「スウェーデン語」で書かれていることはご存知でしたか?
作者の『トーベ・ジョンソン(Tova Jansson)』はフィンランド・ヘルシンキ出身。
フィンランド・スウェディッシュと呼ばれる人たちで、フィンランド人ですが、母国語はスウェーデン語します。
とても特別なアクセントがあるので、スウェーデン人は「あの人は、フィンランドスベンスカね!」とわかるそうです。
私はフィンランド語はテレビのニュースでしか聞いたコトがないのですが、少々日本語と似た響きがあります
(気のせいかも・・)
フィンランド語は、母音子音が交互に来る言葉らしいので、それは日本語と似ています。
日本語になじみの無いスウェーデン人が日本語を聞くと、「フィンランド語みたい・・」といわれることもあります。
注意!!響きが似ているだけで、私はぜんぜんわかりません!!!
← スウェーデン語でかかれています。
フィンランドとスウェーデンはお隣通しの国だから
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参考までに・・・(辞書で調べてみました)
日本語 | スウェーデン語 |
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スウェーデン人 | svensk | ruotsalainen |
■著者、トーベ・ジョンソンについて■
トーヴァは、1914年ヘルシンキ生まれ。
2001年、6月27日86歳でヘルシンキの病院にて亡くなっています。
長い闘病生活だったそうです。
芸術家一家で育った彼女は、画家として、またはイラストレーターとして活躍しました。
ムーミンだけではなく、
*亡くなったときにニュースを見たい方はこちらをクリックしてください。
スウェーデン語ですが、Dagens Nyheterという一番大きな新聞の
インターネットのページにたどりつけます。
初めてムーミンを書いたのは、 1941年「Småtrollen och den stora översvämningen 」 日本語訳、「小さなトロールと大きな洪水」 |
図書館で借りてきた本です。 とてもかわいい本で、新しそうですが、初版は、1952年です。 |
こんな風に、 挿絵にはサインが入っています。 |
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こんな感じです。 ムーミンパパだぁ・・。 日本で製作されたアニメーションはかなり似たスタイルですが、 |
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■ご存知愛すべきムーミンのキャラクターたち■
日本語名 | 原作名 | |
ムーミン |
Mumintrollet (ムーミントロレット) |
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ムーミンパパ | Muminpappa (ムーミンパパ) |
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ムーミンママ | Muminmamma (ムーミンママ) |
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ミー | Lilla My (リラミー) |
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スナフキン | Snusmumriken (スヌースムムリケン) |
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ニョロニョロ | Hattifnattarna (ハッティフナッティ) |
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スニフ | Sniff (スニフ) |
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フローレン | Snorkfröken (スノールフローケン) |
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ミムラ(ミーの姉) | Mymlan |
■出版作品■
■写真引用作品■
Den Farliga resan
Hur gick det sen?
著作権はすべて、故トーベ・ヤンソン氏とヤンソン一家の著作権者に属します。
著作権に抵触するという場合は、即座に撤去します。